Windows 10 InsiderPreview版のテスト & 不具合修復法


ここにきてようやくマイクロソフトも本格的に使えるPC OSとしての本腰を入れ始めてきたように感じる。

今までのマイクロソフトのOS、Windows OSにはどことなく未完成感を感じざるを得ないシロモノばかりだったが、ようやく使えそうなOSとして登場しそうな感じだ。

世界中に行き渡ったWindows OSだったが、それは一般ユーザーでの話しであり、使いこなそうとした場合、必ずといってよいほど苦労させられてきた。

Windows OSを例えて、バグ・ドライバーの寄せ集め・・・・・。
という苦言も当たらずとも遠からず、であった。
それに付け加えて、革新的ソフトのデッド・コピーの数々で開発を推し進めてきた事なども扱いづらいPC OS の原因の一つではなかろうか???
などと思ったりもする。
PCの世界で最も影響力を与えた、アップル のOS。
アンドロイド、Windows などもこのOSの影響力下に位置づけされている。

日本国としての純国産OS、トロン、、、、、。
知る人ぞ知る、諸般の事情から日の目を見ない影の存在として今も身近な所で存在を発揮している。
非常にシンプルでマルチ・タスクを得意とするOSなのだが・・・・・・。
縁の下の力持ち的存在に甘んじてしまっている。
まっ、政治力学も関係しているようなので、どうしようにもありませんね。

今だからこそ、マルチ・タスクOS の、OS/2 の登場を期待する声も存在するのは事実だ。

ちなみに、世界標準として認識されてしまっているWindows OS であるが、これこそ、数の論理の何物でもない。
優れたモノよりも、数が多い方が標準化認知される、という典型例だろう。
それを知ってか知らずか??
マイクロソフトのビル・ゲイツ氏が果敢にもなりふり構わず販売数を伸ばそうと戦略的に経営手腕を発揮してしまい、他社に妨害を加え、独禁法に抵触するおそれをも振り切って戦略を推し進めたために米国・連邦議会の聴聞会に呼ばれることになってしまった。

皮肉なことに、それを機にビル・ゲイツ氏は最高責任者CEOの座を降りた。
表面上では、世界中のボランティア活動家として名誉を保とうとしていた事は記憶に新しい。
思いつき行動だったのか? 今は何もボランティアなど活動していない事でも理解できる。

継ぎ接ぎだらけのWindows OS 群からの脱却が必要不可欠の事態だったのかもしれないが、今回発表されている、次期Windows OS である、Windows 10 には今までのような継ぎ接ぎ感を感じさせない出来栄えになっているように思った。

エンジニア・プレビュー版のWindows 10 InsiderPreviewを試す事になったため、その感想を書き記したいと思います。


Windows 10 InsiderPreview の起動画面

以前よりもスッキリした画面構成になっていました。

そして、何より iOS を意識しすぎた以前のOSとは違い、PC OS での仕様を意識したレイアウトに成っているように感じます。

#9926バージョンのWindows 10ではう~むっ、、、という感じを受けましたが、#10074バージョンになって、より完成度が高まってきた印象を感じました。




マイクロソフトのお家芸?なのか、違うOSの良い所取りを強く感じました。
ここまでくると、もはや、OSとの違いを感じることなくシームレスな利用法が頭を過ぎります。
マイクロソフトも開き直ってしまえば良いのに・・・・・・。 などと。
しかし、そのマイクロソフトのDNAなのか?? 色々な付加機能ソフトが内蔵されています。

製品版が登場するころには、iOSアプリなども動かせるようになるという話です。

短期間にコロコロと変貌・瞑想を繰り返してきたWindows OS ですが、今までのソフトが動かないとどうしようにもありません。
そこで、必ず利用するソフトなどを試してみました。


Windows 10 APB-1 & オシロスコープのテスト動作


Windows XP時代の計測ソフトなので一工夫が必要でしたが、どうにかこうにか動作してくれていそうです。













インストールには、Windows 7の時とは違い、Windows 8.1と同じ方法にてセーブモード起動を行ってからソフトやドライバーをインストールしています。

Windows 8.1でのセーブ・モード起動の方法は、
色々あるようですが、確実にセーブモード起動を行わせる為に下記に示した記述を実行させることにしています。

shutdown /r /o /t 0

ファイル名を指定して実行にて行う方法、そして、
テキストにて.batファイルを作成し、ダブルクリックにて実行させる方法です。

Windows 10 も Windows 8.1 と同じようです。

全体的な感想は、Windows OS としてだいぶ軽い動作だな~っ、が、第一の感想でした。
今までのIEを切り捨てて、新たに搭載してきたSpartan(スパルタン) 
今までのモノとは別物のようで、動作がキビキビしていました。
エンジン自体が別物なのでしょう。
今までのWindows OS を引きずった開発内容とは思えませんでした。

いっその事、プラット・フォームをも統一してしまえば良いのに・・・・・・。  などとボヤキを。

才能ある他社ソフトを巧みに取り組みながら開発をしてきたマイクロソフト社としては、明らかに別の道を、他社を意識し、自社での開発をようやく始めたという印象です。

今までの、オール・ブランド・ブレンドOS Windows OS
バグ・ドライバーの寄せ集め、、、、とは良く言ったものです。
モノマネOSの宿命なのでしょうが、毎回、後手に回って開発が進んできた今までのOSでは無く、

真のPC OS 開発会社としての道を切り開いてもらいたいものですね。

このOSを使わざるを得ない非力なユーザーの一人として切なる希望です。

ちなみに、今回のWindows 10 を動作させているPCは、超低消費電力がウリの自作したPCを利用しました。

起動時、約22W
安定時 約6.5W  でした。

比較する為に CPU i7 仕様PCでのWindows 10 動作電力は次の通りでした。

起動時 約160W
安定時 約 58W  でした。

PCも省エネの時代に突入という感じでしょうか。

PC OS ともども高効率・省エネになりそうですね。



正規版 Windows 10 に UpDateしてみたところ・・・・


Windows 10 InsidePreview 版で良い感触が得られたため正規版 Windows 10 にUpDateしてみたところ、色々と問題があることが判った。

IE の代わりとして搭載された Spartan (InsidePreview版時の呼び名) も良い感触だったのですが、
正規版として登場してきた、Microsoft Edge というブラウザに変わってからどうも動作がオカシイのです。

登場期限が決まってしまった為の取り急ぎ感を感じざるを得ません。

そして何よりも困ってしまった事といえば、Windows Start Menu のバグでしょうか。

インストールしたてには症状も出てこなかったのですが、一日もたたずにその症状が現れだしてきました。

ナント、、、Start Menu が無反応になってしまうのです。

これじゃぁ Windows ソフトを立ち上げることすら出来ません・・・・・。

Windows 8.1 以降、バックグラウンドにてブラウザを常に動かし続けている事にも原因があるのかも知れませんね。

iOSのようなリアルタイムな変化する画面を意識しすぎたのでしょうが、そもそもが違いますから無理が仇になっている気がしてしかたありません。
強引な基本構成のように感じました。
Windows 8.1 よりも、より多くの割合でバックグラウンドが賑やかになっているようです。
スマホ感覚など不必要なので基本をしっかりした Windows OS にしてもらいたいものです。

近日中には、早急なバージョンが出現してきそうな予感が強いです。

Windows 10   未だ未完成 バージョン・アップした InsidePreview 版かな?




****  Windows 10 Edge 起動不具合修正 *****


その1

管理者権限にてコマンドプロンプトを開き、以下を入力して Enter キーを押す。

dism /online /cleanup-image /restorehealth


同じプロンプト画面に以下を入力して Enter キーを押す。

sfc /scannow

( 上記にて問題が出てきた場合は、再度、インストールし直し、が無難。)

問題がなければ、以下を入力して Enter キーを押す。

powershell

さらに以下を入力して Enter キーを押す。

Get-AppXPackage -AllUsers  |Where-Object {$_.InstallLocation -like "*SystemApps*"} | Foreach  {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register  "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"} 


このコマンドが実行された場合、青色の進行状況を示すインジケーターが表示され、その後プロンプト画面に戻す。
赤色のエラーが表示された場合には、入力が間違っている可能性もしくは、Windows 10 に大きな問題がある可能性があるため、再度実行。

解決されない場合は PC を再起動し新しい管理者のユーザー アカウントを作成し、そちらで作業を再度、試してみる。

それでもダメな場合は、再インストール。



その2___悪あがき___

1. コマンド プロンプトにて、

start microsoft-edge:(url)
ex. start microsoft-edge:www.bing.com, start microsoft-edge:www.google.com


2. ファイル名を指定して実行

microsoft-edge:(url)
ex. microsoft-edge:www.bing.com, microsoft-edge:www.google.com

強制的に空白ページで起動させるには、

microsoft-edge:about:blank


以上の方法でも安定起動が出来ない場合には再インストール、もしくは、以前のWindows OSに戻すしかないですね~っ。

リモートプロシージャコールに失敗しました。 の表示が出たら諦めましょう!!

どうしようもなく未完成なOSのようですが、ソフト開発者は、大変でしょうね~。



正常動作していても起こる
 VIDEO_SCHDULER_INTERNAL_ERROR の対処

厄介な、Windows 10 ですが、よりめんどぃのが度々発生する、上記のエラーです。
これが起こるとブルースクリーンエラーでOSが瞬時に落ちてしまいます。
実に厄介この上ない、Windows 10 OS なのです。
実験の結果、ほぼ起こりうる現象である事が判明、、、、、。
なんてこった~っ!

この対処法がMicrosoftのサイトにMicrosoft Safety Scanner というマルウェアのソフトで長時間掛けて修復作業を行ってくれるモノで対処する。

やれやれ、Windows 10 OS になってからというもの、OSの修復作業ばかりに時間が取られ、PCを利用する時間が少なくなってしまっている、、、、、。

何のためのWindows 10 OS だったのだろう???

不思議だ~~~っ。

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