世は正に 日進月歩。
何と!!!! 3D Printer が 1万円台になってしまいました。
試さない手は 無いですね。
3D Printer が出始めた当時は、一台 10万円超が当たり前でした。
それも、基本的動作のシロモノばかりでした。
それが今や、至れり尽くせり・機能満載、そして、何より機構部がしっかり作り込まれています。
これだけのモノが、何と1万円台になってしまいました。
個人用 3D Printer が登場し始めてさほど時は過ぎていないのですが、世界の時計の進み具合は、光速の如し、ですねぇ。
低価格 3D Printer 3DP180
以前、すべて組み立てなければならなかった、CNC・レーザー加工機とは比べ物にならないほどに、半完成品という形で送られてきました。
ほぼ、組み立てという作業は不必要なほどでした。
3D Printer の動作チェックと土台の微調整
ネジを二つ三つ、しっかり取り付け、絞めれば完成でした。
まっ、毎度ながら、中華製なので、全体的に確認作業は怠りはしませんでした。
3D Print用 素材の各種設定
各種3Dソフトにて製作した stl 形式の素材を付属ソフトに読み込ませ、3D Printerの各種設定項目に各々の設定数値を入力します。
それが済んだら、GCode形式にてファイルを出力します。
それをCFカード・メモリーにコピーして、3D Printerへ差し込み読み込ませます。
ちなみに、始めから付属している素材には単純なモノばかりだったので、以前製作しておいた素材を読み込ませてみました。
3D Printer 実働・動作テスト
実際に稼働している様子です。
大体、16cmほどの大きさにしましたが、印刷終了まで 約3時間ほど掛かりました。
猛暑の中、室内でベッド台座を100℃に温め、噴出ノズルの温度設定を220℃にしていた為に、離れていても 3D Printer からの熱気がヒシヒシと伝わってきました。
冬には暖房機になりそうです。
出来上がった 3D Printer テスト素材
観て判るように、造形の傾きが著しい胸から肩にかけての支柱の無い素材であるが故の、ギザギザ感は出てしまいました。
20万円超の 3D Printer でなら、そこも難なく綺麗な造形をしてくれるのですが。
まっ、1万円台にしては上々の仕上がりでした。
これらを解消・解決するのであれば、噴出ノズルへの効果的冷却が一番効果がありますが、
購入したての 3D Printer の実力を観て観たかったために無改造での印刷としました。
この様に、とても手ごろな価格帯にまでなってしまった 3D Printer を活用しない手はないですね。
ただ、3D Print する為のデーターの作成が、ことのほか面倒ですが、諦めないで食いついてもらいたいものだと思っています。
もはや、世の中、セルフ・インダストリーの世界に成っています。
その効果からか、開発スピードが 凄まじい速さに成ってしまっています。
この 3D Printer での基本的な注意としては、X-Y軸がベルト駆動となっていますので、この機器の近くでは、柑橘系の果物などは食べないようにしましょう。
ベルトの素材に悪影響を及ぼしかねませんので。
注意事項の基本中の基本なのですが、どのメーカーのものでも、それらは書かれておりませんのでご注意ください。
しかし、3D モデリング や 3D 設計 には、ほとほと手を焼いています。
ど忘れの頻度が高まってきだし、色々な設定項目を操作し続けなければならない 3D 製作は若者向けのような気がしています。
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