2011年から3年経過 原発事故未だ収束せず


どうも福島県と東京電力とは歴史的な深い繋がりがありそうだ。
以前、福島県の行政関係者たちの散財で財政破綻危機に陥り、その穴埋めの為にお金を拠出したのが東電である。
その代わりとして福島県全域の水利権を手中にしてしまった。
皆が良く知る、国定国立公園 尾瀬沼もそれに当たるのである。
つまりは、飲料水一滴ですら東電との関係を断ち切ることは不可能なのだ。
腐れ縁で結ばれた福島県と東電との関係。
行政の不甲斐無さが今もなお県民に重く圧し掛かっている。
この事実を知るものは非常に少数だ。

今回新たに、原発事故による放射能汚染という長期に渡る不自然な環境を強いられた。

横柄な対応が目立つのもあながち理解出来るのが不思議だ。

首根っこを握られた状態で正常な対応など夢のまた夢物語なのだろうか?

単純に原発事故だけでFukusimaは語れない奥深さが存在する。


政府だけが原発事故・収束宣言を早々と公表したが、あれから3年、何も変わらない現実が目の前に広がっている。

それどころか、原発廃炉作業員たちの労働環境、待遇が劣悪なほどに悪化してきているそうなのだ。

原発危険手当2万円なども、東電はただ出金するだけで危険手当の大半が第7次下請け業者まで作業依頼が回るだけでどこかに消えていっているのだそうだ。
第7次下請けにまで下請け業者が存在することだけでも異常な事なのだがそれをしないと何か都合が悪いのだろう。

世界的にも強烈な原発事故を忘れない為にも残しておきたい。

Do not forget the nuclear accident


2011年 3月11日の日本上空の様子



2011年3月11日、お昼どきの日本上空。

肌寒い小雪まじりの曇天だった。

その直後、・・・・・















大気に振り回される放射能

2011年3月11日大震災以降、原発爆発事故から1ヶ月間の大気還流シュミュレーション。

日本国内、どこに逃げてもほぼ同じだという事が理解できるだろう。

大小の違いこそあれ、全国的に汚染されてしまっている。

静岡の銘茶が出荷停止となった事なども記憶に残ることだ。

問題にしていない所があるとすれば、沈黙させていると思ったほうが良いかもしれない。

福島県社会保険が、事故直後、東北大の医師が子供たちへの甲状腺検査を行っていたところ、突然、当局からストップがかかった、という何を考えているのかさっぱり理解できない行政なのである。
いわゆる、県民に不安・恐怖心を煽る行為は慎むように、という事なのだろうが真逆な思考である。
その思惑が、原発への安全神話を生み出した思考ベクトルなのだという事を理解していない。

行政の上から目線の強行姿勢にはいつもながら閉口するばかりか、恐怖心すら覚えてしまう。
従わなかったらどうなるか?   理解していますよね!!!
無言の脅しとも捉えられそうな対応なのだ。

表向き言葉での、福島復興・・・・。
自分たちだけの得・利益しか考えていない下心がその対応で理解出来ることでしょう。
自己保身だけの行政には何時もながら呆れてしまう。
そして、この原発災害復旧に関して数多くの公的組織が新たに誕生している。
復興予算の使い道を自分たちにと、賢明なのである。
呆れはてるばかりだ。

これが行政が行っている姿なのですょ、みなさん。

原発事故も人災、そして、復興の妨げと成っているのも人なのです。



福島第一原発 1号機 爆発

リアルタイムの専門化による報道ではこの爆発に見える激しい膨張は、原子炉内の高圧蒸気を安全に保つために外部に放出させたものであり、決して危険な爆発では無い。
という解説をしていました。
いわゆる、ベントという説明はしていなかった。

しかし、この爆発は、紛れも無く原子炉内部からの爆発。

この爆発からまもなく家の中にいても突然、ガイガー・カウンターの値が跳ね上がったのである。
これが原発事故の第一発目だ。




福島第一原発 3号機 爆発

議論だらけの行政行動のツケがこのような容で現実化してしまった。

原発の爆発は起こりえない、という行政サイドの薄学による机上の安全空論が、まさに裏目に出てしまった事象だ。

これ以来、専門家たちの姿が消えた。
雲隠れせざるを得ない現実だったのだろう。

当局関係者も含め、現在、家族とともに国外脱出しているそうである。
オーストラリアなどが適地かも知れない。





福島第一原発 3号機 爆発 角度を変えて

まるでアリゾナ砂漠で行っていた原爆実験映像と見間違うほどである。

これで空間に放出された放射能レベルが、京を超えてしまった。

兆の単位でも凄い事だが、その上の京、それも一桁では無いほどの膨大なレベルだった。

逃げずに残った専門家にしわ寄せが来るのだろう。

あの時の政府の対応には笑ってしまった。



米国からのキツイ一言。


Show me the flag !!!

爆発を起こした原子炉建屋の上からヘリコプターで水を散布。
海側へ漏れ出した汚染水防止には、何と何と!!
新聞紙とオガクズで対処しようとしていた ??!!!??
実際、単純にもその様にしていた。
専門化と言えども幼稚な高給取りだこと。 などと半ば諦め気分だった事を思い出す。

3年が過ぎ、今新たな問題が起こっている。
第一に、原発作業員の不足、そして、レベルの低下。
人為的ミスが立て続けに起こっているその要因は、熟練工が少ないことに尽きる。
当初入坑した熟練作業員は、既に国の基準を上回った放射能レベルにまで達している為に長期に渡り再度働けない。

これでは、廃炉までどれほどの時間が費やされるのであろうか?
作業員が足りないのであれば、国の責任で対処する、とまで明言しているのだから、全国の公務員たちへの義務化を行ってもらいたいものである。
原発事故処理に当たるべき原発関連機関も当時、26団体存在していた。
天下り・外郭団体がそれに当たるのだが、何もしていない。
ただ単に居座っているだけのようだ。

責任をほのめかす言葉とは裏腹に何も進んでいない現況を考える度に思うことがある。

けだし、福島県民を利用した一連の放射能に関するモルモット化ではなかろうか???

などと。

事実、諸外国では今でも福島県入りを規制解除していない。

Escape Bad circumstances

公務員・外郭団体(いわゆる天下り)のそれらの人件費総額はGDPの大半に相当し、そのお金を賄っているのは国民のはずなのだが、どうなっているの???
都合が悪くなったら逃げてしまうような方たちがよく利用する国民の為という言葉には、どのような意味合いがあるのでしようね???

Irresponsible public officials

What would you think about it?



北極点から見た、北半球の原発事故の影響をシュミレートした諸外国のモノもあるが、ファイルが大変大きいので割愛した。
北半球全体にまで広がっている放射能飛散の様子が理解できます。



ガソリン補給での大々渋滞

幹線道路が開通しても、タンク車が福島県外でストップしてしまい福島県内のガソリンが枯渇してしまった。

放射能の感覚的恐怖による福島県への入県拒否が原因だったようだ。
このような渋滞が至る所で延々と続いていた。




わずかな食料を求めて

ご多分に漏れず、食料品不足も深刻なレベルまでになった。
トラックが入県して来ない為だ。

お一人様、一品限り、が当然だった。
それでも並んで食料を確保していた。


Starvation tactics

相馬市長がYoutubeで苦境を訴えかけたこと等も記憶に久しい。
兵糧攻め、とは、的を得た名言だと思いませんか?


ただちに、人体に影響は無い。

何か、馬鹿にした言葉です。
放射能が大量に飛来する方向へと住民たちを避難させていた事も記憶に残る汚点だ。

Remember  nuclear accident

虚栄の町づくり

地域経済の為という、大儀に甘んじて突き進む行政政策。
それに乗じて発展しようとする地域企業。
実際、原発依存症の如く単一企業体ばかりが乱立していた。
生活が大事、という大儀の前では肯定のみとなる。

しかし、原発事故後の地域の人たちから聞かれる話は、自分たちが築いてきた立場に自ら逆らう意見のみ。
不思議だが出てこない。
行け行け、ドンドン!!! が、嘘のようだ。

個々人で考えていただきたい問題ですね。


大震災によって見つかった超貴重な写真


西郷隆盛の写真!!!

上野公園に犬を連れて堂々と立ち尽くす例の西郷隆盛 銅像は、想像に基づく製作であることは知ってのとおりだ。

しかし、この度の大震災の折り、福島県いわき地域の神社・仏閣の片づけ中に大変貴重な幕末写真が出てきたのである。

その一枚の写真に写っている一人の厳つい大きな男が、紛れもなく西郷隆盛だということである。

外人記者が本国に書き記した西郷像と一致し、幽閉直後で頬がコケている様も写し出されている限りなく本人である可能性があるそうだ。

しかし、今となっては虚像を創り出してまで銅像にした意図を考え合わせると無意味な事なのかも知れない。
むしろ、迷惑な物体なのだろう。


信じる信じないは、あなた次第です。


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