マルチコプター(ドローン) DJI Phantom3 のテスト


巷では、マルチコプターの事をドローン、、、などと呼んでいるようですが正確には間違いです。
テレビなどで度々、ドローン、ドローンなどと呼ばれているためか、マルチコプターのことをドローンと位置づけされているようです。

昨今、このドローン関連の話題が多くなり、空モノ大好き人間にとっては肩身の狭い時節となってしまいました。

全てにおいて何かと規制を掛けるのが大好きなお国柄なのでとても心配ですね。
いずれ正常な認識をしてくれるであろうと希望的観測ですが期待しているところです。

規制だらけの環境では独創的クリエイティブな開発など、夢のまた夢、、、、、・・・・・。
肥大化するのは、お役所どころの外郭団体のみです。
これじゃ、、、諸外国に遅れをとってしまうのも納得できますね。
中華品質と知りつつも、画期的製品には魅力を感じてしまいますょ。
あれもダメ!! これもダメ!! ではね~っ。
実験するなら膨大な提出書類が必要になり、やる気さえ失せてしまいますょ。
これじゃ~ね~っ。
それでいて、国民に世界的優位な開発を期待している様は、もはや喜劇でしかないですね。

飛行機に始まり、ヘリコプターと趣味で飛ばしてきた経験からこのマルチコプター・ドローンは、最も実用的仕様に近い形ではないかと思っています。

昔のヘリ界の王者ヤング・ブラッド氏のモノマネ・曲技ヘリ操縦や、しまいには、飛行機にて超低空ホバリング・トルク・ロールなどをヘリコプターさながらな飛行で腕を磨いたりしていました。
ちょっと古すぎる王者かもしれませんが、強烈なインパクトだった為に相当刺激を与えられました。

さて、このドローン、最新型PHANTOM3ではWiFiポータブル・デバイスが無いと各種設定が出来ません。
そこで安価なAbdroid機器 ASUS Nexus 7 を設定用と、確認用にすることにしました。
iPADでも良いのですが、大きさと重量との兼ね合いで断念しました。
送信機に常に付ける場合、やはり、1gでも軽いほうが有利です。

DJI Pilot Android ソフト


Playストアからでは、Ver 1.0.10 ですが、

DJI HPからのソフトは、Ver 1.1.0 と、最新のモノになっているようです。


このソフトを使って初期設定をします。
中華製なので、初期設定が中国という項目もありますので、各種設定項目を一通りチェックし、設定を正しておきます。



全ての設定を終えた状態で磁場や、金属類の影響の極力無い場所に移動します。
















DJI Pilot にて飛行前の校正作業


IMU校正作業は、飛行させる場所において随時行っておいたほうが安全です。

これは、その全環境からの影響をセンサーに対して校正をかける意味合いがありますので大変重要な作業です。
















それらの作業が終わったら、いよいよ飛行に移ります。


超低空で、周りには硬い岩がある場所をあえて飛ばしてみました。

瞬時でも間違った操作ミスで機体もろともバラバラになるのを覚悟で飛ばしてみました。

ちなみに、GPSコントロール制御などは切にしていますので、全て手動制御です。

これが上達する為のコツなんですょ、本当は。

手に汗にぎる緊張した操縦です。






上空飛行なら難なくこなせますね


大きく育った庭の木の周りを上空から撮影テストしているところです。

このときも各種自動制御はOFFにしています。

ほんの少しのそよ風でさえ、機体が揺らぎます。

この無制御状態でドローンの操縦を身に付けなければ緊急時の対応に遅れを生じる事に繋がり、機体損傷や、事故に繋がる元となりえますので、感覚的に操作出来るようになるまで自動制御に頼ることなく操縦を身に付けることが大切です。








以前には、エンジン・ヘリコプターに8mmビデオ・カメラなどを取り付けたりして空撮をテストしていましたが、今思えば、今までの苦労はいったい何だったのだろうか???
などと思うほど上品な空撮が出来てしまいます。

まっ、今までの苦労は、下積み、と思うことにします。

時代の変革ですね~っ、、、、、、、。

良い事ばかりと思われがちなのですが、実際テスト飛行を重ねてみて感じた事は、
やはり、中華製ということを忘れない事です。 (偏見や悪口ではありませんょ)
未成熟な部分が多分に残っており、その些細な事柄が重大な事に繋がらないとも限りませんので常に意識しながら飛行を楽しむ事をお勧めします。

実際、GPSコントロール、全制御ONにて微動だにしない超安定操縦を楽しんでいた時にも、突然、
姿勢制御の不具合を経験していますので、過信は禁物です。
そのような状態に遭遇した時に役に立つ技術が、無制御状態で飛行操縦訓練を重ねた腕です。
それ以外にはありません。

安定した空撮を得る為の飛行操縦は、とにかくゆっくり操縦が鉄則です。
普通の感覚で操縦をしていると、空撮映像を見るだけで酔ってしまいそうになります。

止まっているかのような滑るような機体移動、それが上質な空撮のポイントのようです。
しかし、止まっているかのような機体では面白みは無いんですよね~っ、、、、。 ほんとに。


おもしろい、大人のおもちゃがまた一つ増えました。
ボケ防止にはもってこいの適度な緊張感がたまりません!!!

中華製のリチューム、大丈夫かしらん、、、、、????
空中爆発なんて嫌だわ~っ!!!!

などと、ふっと思ったりしています。

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