RF Bridge +KC901S アンテナ計測
手のひらサイズのKC901Sでアンテナを測定してみました。
VSWR測定用に使用したのは、安価に売られていた、RF Bridge なるバッタもんです。
中身を見ればわかるように、Web上に公開している回路構成に良く良く酷似していました。
このアグレッシブなエネルギーとも思える事象が日本には少なくなりましたね~っ。
このような事を繰り返す経験から、突然、独自の技術などが閃くものです。
将来が楽しみになる展開だと感じます。
購入時からケースに何も刻印が無く、大体の見当で各ポートに記号を手書きして貼っておきました。
毎度ながら、子供の手習いです、、、、、。
上達の兆し、、、無し、、、。
接着剤で蓋がしっかり閉ざされていたのですが、それを外して中身の塩梅を拝見!!!!!!
どこぞで見かけた回路構成ですね~っ、、、、、、。
ただ、周波数特性を伸ばす工夫がされており、感心しながら眺めてしまいました。
使用しているトロイダル・メガネコアなど数種類の違ったコアの組み合わせで出来ており、感心させられます。
また、各ポートの浮遊容量を用いたインピーダンス整合には、極細同軸ケーブルを用いて上手く活用しています。
形に拘らない姿勢が読み取れます。
さて、そんなこんなのバッタもんの RF Bridge ですが、実動作はいかに!!!!!!! です。
簡単な動作テストも兼ねて、手身近にあったGHz帯アンテナを3種類、測定してみることにしました。
先ずは、日本製 コメット社製 1.2GHz 多相八木アンテナの給電部分のみのアンテナで測定してみました。
流石は日本製!!!!! しっかり目的周波数近辺にディップが来ています。
そして、暴れも少ないようです。
無線LAN機器に付属の外部アンテナを計測してみました。
う~むっ、、、、、。
かなり高い周波数に共振しているようですね~っ。
また、うねりが多く、しっかり製造されていないことが判ります。
こんどは、空中ドローンなどに使用している、フラット・アンテナを計測です。
谷が2つ有るのが判りますが、使用する周波数帯ではSWRが上がってしまっています。
広帯域性は判るのですが、使用周波数に合わせて製造してもらいたいものです。
こんなに広い周波数帯域などまったく使用しませんので。
と、まぁ、こんなものかと一人つぶやいていますが、そこそこ使える測定器にはなっているようです。
バッタもんの付加装置も中々のもので、手持ちのウィルトロン製ブリッジと大差なく測定出来ていました。
大したものですね~っ。
アグレッシブさを感ずる一連の実験でした。
PS. この頃、ゲルマ・ラジオで無電源スピーカー・ラジオを力を入れて自作しているのですが、中々スピーカーから思うように音が出てきません、、、、、。
田舎なれどもゲルマでスピーカーを鳴らしたい!!!!!!
放送受信電波が弱すぎるのかぁ、、、、などと、諦めムードですが実験を続投中です。
世の中が進み過ぎてしまったおかげで、原点回避している哀れさを痛感しています。
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