PLL VCO OSC 回路基板も出来上がり、今度は40MHz 1st IF 回路です。
そこで、ここに用いる40MHz BPF の特性の比較を見てみました。
受信部のトップIFなので、限りなく良い特性にしたいものです。
願望ですが・・・・・。
簡単で且つ、特性の良いものを目指してみたいと思います。
とても簡単なBPF回路ですが、回路定数をほんの少し変えるだけで、かなり特性が変化してしまいます。
40MHz BPF 実験回路
ちょうど、手持ちにあった出来合いのコイルのみで設計してみました。
これだとコイルを巻く手間が省けますのでラクチンでした。
もちろん、手巻きコイルでも同様な特性は出せます。
A タイプ BPF 特性
Aタイプの特徴が特性として現れました。
左右対称になっているスカート特性は、いつ見ても綺麗ですね。
B タイプ BPF 特性
BタイプのBPF回路は、一番多用されているBPF回路ではないでしょうか?
しかし、特性は写真のように左右対称とはならず、BPF帯域も広がっています。
ただ、製作しやすい、という点が一番の利点でしょう。
A & B タイプ BPF 特性比較
二つのBPFを同時に比較してみました。
各々の特徴的特性が現れています。
製作しやすさは、何と言っても (B) タイプ ですが、特性には不満が残りますね。
これを元に、IC-71 1st IF 回路のBPF回路部分を設計します。
いつ完成するのやら・・・・・・。
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