Windows 10 で Linux を動作させる WSL


ようやく Windows 10 で Linux がまともに動作できるようになりました。
つい先日まで ペーター版だった為にためらいながらでしたが、とうとう、正式なシロモノとなったようです。

設定項目の失念の為に記して置きます。

■ まず初めに Windows 10 の設定をします。

PC設定 --> アプリ(アプリと機能)_ラインの下側にあるプログラムと機能を開く


Windows 設定にてアプリを選択



アプリの項目の下側にあるプログラムと機能を選択



プログラムと機能で機能の有効無効を選択




Windowsの機能の中ほどにあるWSLにチェックを入れる


ここまで設定終了したら、再起動する。


■ Microsoft Ubuntu 18.04 LTS のインストール

巷の使いやすさという定評のある、Linuxを選んでインストールしました。
ユーザー名とパスワードを設定する作業が必要なので事前に用意しておく。


■ パッケージを更新する

  $ sudo apt update
  $ sudo apt upgrade


X Windows  XcXsrv のインストール

GUIに対応するためにインストールしておく。

ただし、GUI動作をさせる為には、予め立ち上げておかなければダメ。

★★ 動作確認 ★★

画面をX ServerとしてのWindows10に表示するための設定

  $ export DISPLAY=127.0.0.1:0.0

続いてテスト用にGUIアプリをインストール

  $ sudo apt-get install x11-apps

定番に習い
xeyes というアプリを起動してみる

  $ xeyes &


目玉がクルクル動き回る



これが出れば WSL の設定は成功です。
続いて、少し扱いやすいようにターミナル・ソフトをインストールします。

これまた定番のソフトを選択しました。


wsl-terminal のインストール (メモリー消費小!!!!)

wsl-terminal-xxx.xxx.xx.zip を解凍して生成された、wsl-terminal ディレクトリをC:\Users\User\ 以下に移動しましたが、どこでも構わない。
ただし、動作させたらファイルを動かさないこと。

open-wsl.exe のショートカットファイルを作成し、プロパティのリンク先(T)に、

C:\Users\User\wsl-terminal\open-wsl.exe -d Ubuntu -l

と、記述することでターミナル起動時にホームディレクトリ位置となる。


■ Windows10のフォントをWSLから参照する

  $ sudo ln -s /mnt/c/Windows/Fonts/ /usr/share/fonts/windows
  $ sudo fc-cache -fv

wsl-terminalを立ち上げ直してwsl-terminalのメニューで「編集」→「設定」と選ぶと
スタイルタブで選ぶフォントにWindowsのフォントが表示されるようになる。


■ フォルダ上への右クリック・コンテキストメニューの設定

wsl-terminalフォルダ内の tools/add-open-wsl-here-menu.js ファイルをダブルクリックして実行にて設定追加

このメニューを削除する場合は、remove-open-wsl-here-menu.jsファイルを実行

右クリック・コンテキストメニュー



基本的な WSL の設定項目ですが、色々とややこしい症状が出てきてしまいました。
今まで正常動作していた、モバイル・ホット・スポット、これがどういう訳だか、時々、勝手に遮断するようになってしまいました。。。。。

まっ、それはそれとして、Windows 上にて正式な Linux 動作が出来る OS と成った事に素直に喜んでいます。

これで、Mac PC の出番も少なくなりそうです。

ここまでの設定が終了していれば、後は、好きなだけソフトをインストールしてより扱いやすい WSL にするだけです。

いつの日か、Windows が Mac PC とソフト互換などという事になりそう??? ですね。


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