Perseus 最新ソフト V4.0C & アナログ・Sメーター

長い間、Perseus 受信ソフトは、V4.0bの状態でしたが、ようやく V4.0C バージョンがベーター版ながら公表されましたので使ってみました。
また、以前から便利に使っていた、アナログ・Sメーターの設定なども忘れないうちに記しておきます。

今までのV4.0bバージョンです。


だいぶ長い間使っていたV4.0bバージョンですが、昨今のSDR受信フリー・ソフトから比べても見劣りする部分が多々ありました。

使い慣れればたいした違いでは無いのかも知れませんがやはり、画面表示では見劣りしてしまいます。






最新ソフト V4.0Cバージョンです。

何と何と???
画面表示には別に変わったところなど見当たりませんでした。
少しだけ設定ボタンの違いが判る程度です。

大きく変わったところが、単に受信する為だけの機能強化というよりも、TCP関連のバグや機能強化のような感じを受けました。
どうせバージョンUpするのなら、DRM対応とか、アナログ・Sメーターなどのような目に見える改良をしてもらいたかったものですね。
残念でしかたありません。


Perseus ソフトのアナログ・Sメーターの設定法

昔人にとってはやはり、Sメーターはアナログ・メーターが好みなのです。
無機質なバー・グラフが伸びたり、縮んだりしているSメーターを眺めていると、嘘発見器を見ているような錯覚を覚えてしまうのです。
この感覚、時計のアナログ Vs デジタル の好みと良く似ています。
左図は、アナログ・SメーターPerseusソフトに設定したものです。
快調?に動作中です。



< Perseus受信ソフトのアナログ・Sメーター設定法 >


[1] BobSmeter PERSEUSのインストール



先ずは、アナログ・SメーターのソフトをwoodboxradioからBobSmeter PERSEUSという、Perseusに対応したモノをダウンロードします。
このソフト、解凍した後には、その中にあるBobSmeter.exeを起動すれば動作が開始されます。
ただし、このソフトだけではPerseus受信ソフトの信号を読み取れませんので、Sメーターの針は何も動きません。




そこで、Perseus受信ソフトから信号強度に応じたデーターを受け渡すようにする為に、仮想ComポートをインストールしてPC内部でPerseus受信ソフトとの接続を可能とします。



[2] 仮想Comポートのインストール

仮想Comポート設定に利用するソフトは、定番ですが、com0com を用いました。
現在では、32bitと、64bitが共用出来るバージョンになっていますので、簡単です。
com0comからcom0com-3.0.0.0-i386-and-x64-unsigned.zipをダウンロードし、解凍します。
解凍して出来たsetup.exeを起動させて、PCにソフトをインストールします。
厄介なのは、PC内部のCOMポート数だけドライバーのインストールを促す画面が数回出てきますので、その全てに対してインストールを済ませておきます。
そのように全てに対してドライバーを当てておけば、後々、どのCOMポートを設定しても仮想COMポートとしての動作が期待できます。



[3] 仮想Comポートの設定

全ての必要なソフトをインストールしただけでは動作しませんので、動作出来るように仮想Comの設定をします。


まず、com0comを起動し、Setupを行います。

今回、必要な設定はPerseusからデーターを受け渡すだけですので、Perseus設定ポートからBobSmeter PERSEUS入力ポートへ受け渡すだけです。
初期設定値のポート番号を下記のように変更します。

Perseus側ポート番号⇒ COM10

BobSmeter PERSEUS側ポート番号⇒ COM11

という各ソフトのデフォルト設定値だったので、それぞれのポート番号に変更した後の設定画面が左図です。


各設定をテキスト・ファイルを用いて変更することも可能ですが、初期設定の状態という設定で行ってみました。


Perseusソフトにアナログ・Sメーターで動作中

このようにして各種ソフトを組み合わせることでアナログ・Sメーターの画面設定が出来ました。
おもしろい事に、このSメーター、Perseusソフトを移動しても、その定位置を維持し続けます。
これは良いですね。

しかし、Sメーターをデーターとして受け渡し受け取る為か、通常のSメーターの様なスムーズさにだいぶ欠けるようです。
バージョンアップするのであれば、これらも追加してもらいたいものですね。


でも、やはり、アナログ・Sメーターは良いです。
見るに耐えうるソフト・ラジオ画面となりました。

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