スペアナと外部接続する事でTG・トラッキング・ジェネレータとして利用出来るユニット。
ただし、周波数関係の問題から使用出来るスペアナと出来ないスペアナがあった。
単機能からか、裏面パネルは、すっきりしている。
心臓部とも言えるブロック・パーツ部分。
シールドケースを開けると、各動作回路が一つにまとまった、すっきりしたラインで配置されていた。
この部分で、Lo信号・局発信号・RF出力信号の全てをまかなっている重要な部分。
局発信号である、4GHz帯信号発振は、誘電体使用のDRO OSCにスペアナからの基準信号を注入するかたちで同期を取っている。
興味深いのは、局発信号と、ミックス信号との出力信号へのBPFである。
高Qの誘電体BPFが使われていた。
大変参考になる回路構成だ。
BPFを通った局発信号と、スペアナからのLo信号とをミックスし、RF信号を生成させている所がここ。
参考となる回路が多く含まれる部分である。
実測で確認出来るが、このミクサーの特性から50MHz近辺に深いディプが見られる。
ミクサーを別なものに変えれば改善可能だ。
その他には問題点が少ないところが惜しい感じを受ける。
内部全体の様子。
高周波回路のかたまりである。
一つ一つ見ると、大変参考になる。
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