磁界 マグネチックLOOP アンテナの考察



LOOP ANTの原理や、その仕組みなどは、沢山の参考資料がありますのでそちらを参照して下さい。
極小ループにする事でのみ、マグネチック・ループ・アンテナの特徴が発揮されるという原理のような事のようです。

それは、ループ上での磁界電界値が一定になる事が最も大切なことだそうです。
それが理解できず、試作した、8mループ・アンテナが、なんだこれ?と言うのも後からうなずけました。
何でも大きいモノが良い、とは限らないものなのですね。
最も簡単に、そして、直ぐにでも実験出来るループ・アンテナは、LANケーブルを利用した製作です。



次に、やはり、同軸ケーブルを使用したループ・アンテナを実験してみました。
使用したケーブルは、RG58AUという、3D2Vと同等のものです。


そのケーブルをループ状に形成したアルミパイプの内側にギリギリ5回巻きしました。
そうして実験用ループ・アンテナが出来上がったところで、色々な接続法を試してみました。
実験するまでも無く判りきっている、は、無しで。
その実験結果が左図です。
おバカな実験の副産物として広帯域に亘り180度位相の違う実験も出来たことが何よりのお土産でした。




アルミパイプの内側にRG58AU同軸ケーブルを5回巻きした後の様子。
ケーブルの滑りを良くする為、巻き方には少々コツがいるかも知れません。
6回巻きは、挫折しました。






アルミパイプ・ループの両端には、写真のようなネジを切り、ハンダ付け出来るように端子をネジ止めしておきます。










アルミ・ループ・アンテナを支柱に固定させる為に導体では無い木製の板にバインド固定しました。
また、実験しやすいように、M型コネクターを取り付けます。
アース電位は、全て独立させ、各種設定接続の実験を可能とします。
また、ループ同軸であるRG58AUの両端も芯線と、網アース部ともにハンダメッキを施しておきます。




各種設定接続の一部の写真です。
Mコレクターに取り付けてあるトロイダル・コアは、お呪いです。









マグネチック・ループアンテナには、8の字特性がありますので、手持ちの小型モーターで回転させました。
後日談ですが、わざわざ回転させなくとも日本は、北南にほぼ傾いている為、ループを北南側に向けておけば、ほぼ全国をカバー出来ることが判りました。
ただ、海外局は別ですが。
さて、このループ・アンテナですが、受信範囲をJJY~長波~短波までを想定している為、VHF帯では扱いづらいです。
VHF以上ではむしろ、ディスコーン・アンテナの方がメリット大です。
とにかく、長~い、アンテナでなければ受信すら不可能な長波からの受信を可能にしてくれるループ・アンテナは、一台設置しておくと大変便利です。
長波からほぼブロードな特性があるとはいえ、やはり、プリ・アンプ無しでは苦しい場面もあり、プリ・アンプの実験も追加したいと思います。
磁界ループ・アンテナの特徴である、外来ノイズの影響の少なさを維持しながらプリ・アンプの設計を行わなければなりません。
今回製作したループアンテナは、実験用として製作してみましたが、なかなかの性能でした。
ただし、アルミ・パイプの円加工が難しい。
今回は、金属加工のプロに依頼しました。
その為、見た目も大変綺麗です。

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