IC-71の改造箇所に於いて一番の心臓部だ。
IF回路部分も実体配線にてハンダ付けして組み立てている。
元のケースを活かすため、基板の大きさには制限がある。
そこにIF回路全てを組み立てている為、組み上げられたIF回路には後からハンダごての先すら入れる隙間さえ無くなってしまった。
455KHz 送受信回路、AGC回路、フィルター部、MIC AMP部などが所狭しに配線されている。
元ケースの側面には一番大きな基板が載せれるスペースが有った為にその大きさに合わせた基板にハンダを前面にバンダメッキを施し、取り付け用ナットを4箇所付けた後、各部の部品を一つずつ実体配線にてハンダ付けした。
当初からスペースがギリギリな感じを持っていたので可能な限り部品と部品のスペースを空けずにハンダ付けした。
しかし、455KHz IF回路部分が組みあがった状態で再度見て見ると、かなりスペース的に空いてしまった。
もう少し間を開けて部品配置すべきだったと反省するも、既に遅し。
この時点で部品交換など出来るはずも無い。
実体配線での注意すべき点があるとすれば、各部の動作回路が組みあがった時点で必ず動作確認を行っておく、という事が大変重要だ。
それを怠ると、後々痛い思いを味わうことになる。
各部の動作確認と、それに続く回路の組み立て時には、再度、一連の動作確認はすること。
要は、動作し完成した各部回路の結線とする事で不動回路とならずに済む。
実体配線が終わった455KHz IF 回路の基板を眺めると、ここまで極細組み立てをしたのか? という思いをします。
ちなみに、各パーツ類の取り付けで、不安定な取り付けの場合、動作的に悪影響の無い部品をパーツ支えとして基板にカッチリとハンダ付けしています。
そのためか、これまた叩いても動作不安定にはなりません。
非常に込み入ったIF回路ですが、後日回路図をアップします。
例のBS3回路図エディッタの使い方をマスターすべく、ただ今。猛特訓中。
IC-71 IF 回路図
ようやく回路図が出来上がった。
実際の組み立ての方が楽な気がするほど面倒な作業だった。
向き不向きがあるようだ。
まだまだ改良の余地があるIF回路ですが、その方が後々楽しみが増しますので良し、とします。
ほぼ全てのパーツは手持ち部品で組み立てました。
その為、回路定数などが不揃いになってしまいました。
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